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優勝額贈呈式は白鵬だけ出席 14日初日
2018年01月13日

 元横綱・日馬富士の傷害事件をはじめ不祥事が相次ぐ大相撲は14日、東京・両国国技館で初場所初日を迎える。事件現場に同席し処分された白鵬関と鶴竜関の2横綱が無給で出場するなど、異例の事態が続く。一方で前売り券は即日完売し、懸賞の申し込みが過去最高を上回る勢いと、相撲人気は続いている。

 13日は国技館で土俵祭があり、幕内上位力士が出席して土俵の無事を祈った。先月の臨時横綱審議委員会で、張り手やかち上げを多用する取り口を批判された白鵬関は「いつも通りやるだけ」と淡々と話した。鶴竜関は「自分の相撲に集中したい」と4場所連続休場明けの場所での再起を誓った。

 同日の東京場所恒例の優勝額贈呈式は、昨年11月の九州場所優勝の白鵬関だけが出席した。昨年9月の秋場所を制した元日馬富士が引退し、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)も代理出席を辞退したためだった。

 場所中の結びの一番は、土俵祭の祭主を務めた三役格行司筆頭の式守勘太夫が、セクハラ問題で出場停止処分を受けた式守伊之助に代わって裁く。現在、最高位の木村庄之助がおらず、立行司不在となる。

 初場所の懸賞申し込みは2239本で、過去最多だった昨年夏場所の2153本を上回る。観光PRのため新規で申し込んだ長崎県佐世保市の担当者は「よくも悪くも注目を浴びる場所。PRの目的に合っている」と説明する。

 不祥事続きに、日本相撲協会は昨年まで3年続いた天皇、皇后両陛下の観戦を辞退した。八角理事長(元横綱・北勝海)は「力士には、ファンに喜んでもらえる相撲をとってもらいたい」と奮起を促した。【飯山太郎、倉沢仁志】

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