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FC東京・米本が名古屋へ電撃移籍 3度の膝手術「つらいことの方が多かった…苦渋の決断」
2019年01月11日

FC東京から名古屋へ移籍することが発表された米本拓司

 J1の名古屋は11日、J1のFC東京から元日本代表MF米本拓司(28)が完全移籍で加入することが決定したと発表した。

 兵庫県出身の米本は伊丹高時代の2007年にU―17ワールドカップ(W杯)韓国大会に出場し、2009年にFC東京入り。同年にはナビスコ杯(現YBCルヴァン杯)のニューヒーロー賞とMVPをダブル受賞し、2010年1月には早くも日本代表デビューを飾るなど華々しいスタートを切った。

 だが、A代表デビューから間もない同年2月に左膝前十字靭帯損傷などの大けがで長期離脱を余儀なくされ、その後戦列復帰したものの、翌11年4月には再び左膝前十字靭帯を損傷。15年7月に5年半ぶりに日本代表に招集されたが、16年7月には今度は逆足の右膝十字靭帯断裂などで3度目の手術を受けるなど苦難が続いた。リーグ戦の通算成績はJ1が214試合5得点、J2が1試合0得点、J3が13試合0得点。2018年シーズンはJ1が23試合0得点、J3が3試合0得点だった。

 米本は名古屋を通じ、「この魅力あるチーム、そして熱い声援をしてくださるファン・サポーターの皆さんがいるクラブへ加入できることを非常に嬉しく思っています。一日でも早く皆さんに認めてもらいチームに貢献できるように頑張ります。最後に僕はサッカー人生の中でリーグ優勝を手にしたことがないので泥臭くガッツあふれるプレーで優勝に貢献したいと思います!」とコメント。

 FC東京を通じては「高卒で東京に加入し、10年という時が経ちました。大怪我を3回して、つらいことの方が多かったと思いますが、ファン・サポーター、チームメート、スタッフの方々が支えてくれたおかげで、10年間を過ごすことができました」と感謝のコメント。「本当に苦渋の決断、迷った末の決断でした。本当にこのチームが大好きですし、このクラブの成功を心より願っています。もう一回チャレンジをして、自分の可能性を信じて移籍するので、東京のみなさんには『嫌な選手だ』と思ってもらえるように頑張ります」と決意を述べた。

 「ここでは10年間の想いは語りきれません。この文面だけでは表現できないほどの感謝の気持ちでいっぱいです」と万感の思いを込めた米本。「これからは違うチームとなりますが、応援してもらえるとうれしいです。本当に10年間お世話になりました」と別れを告げた。

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