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野口啓代が銀メダルでクライミング五輪決めた!新種目の東京切符第1号
2019年08月20日

<スポーツクライミング世界選手権10日目>女子複合決勝のボルタリング、第2課題に臨む野口啓代(撮影・会津 智海)

 ◇スポーツクライミング世界選手権第9日(2019年8月20日 エスフォルタアリーナ八王子)

 女子複合決勝で野口啓代(30=TEAMau)が銀メダルを獲得し、20年東京五輪の代表に決まった。同五輪で実施される新種目では第1号の夢切符。野中生萌(22=XFLAG)が5位、森秋彩(15=茨城県連盟)が6位、伊藤ふたば(17=TEAM au)は7位だった。ヤンヤ・ガルンブレト(20=スロベニア)が連覇を達成した。

 野口は勝負カラーの赤のリボンで髪をまとめ、1種目目のスピードは7位だったが、続くボルダリングは3課題中2課題を完登して1位。最終種目のリードも3位とまとめた。

 大ベテランの30歳は、キャリアの最終盤を迎えている。15年に左足を痛め、その後も思うような動きができなくなり、現役引退が脳裏をよぎった16年8月。スポーツクライミングの東京五輪での実施が正式に決まると同時に、覚悟も決まった。「東京で引退する」。今大会は競技人生で最後の世界選手権。悲願の金メダルには届かなかったが、五輪切符という最大目標は達成した。

 東京五輪は20年8月5日に女子予選、同7日に決勝が行われる。残された時間を全力で駆け抜け、野口は黄金の輝きを目指す。

 ◆野口 啓代(のぐち・あきよ)1989年5月30日生まれ、茨城県出身の30歳。小学5年でクライミングに出会い、地元で本格的に競技を始める。08年にボルダリングW杯で初優勝し、これまで年間優勝が4度で、同種目のW杯通算21勝は歴代2位。リードでも16年のW杯で2位、17年は日本選手権を制した。1メートル65、49キロ。

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